自由に書くのがおれのインターネットだ。

「おれのインターネット」。タイトル通りのブログ。ただし、内容はまったくパンクではありません。

「モノづくり断面図鑑―ドーナツから宇宙ロケットまで」を読んだ

リチャード・プラットとスティーブン・ビースティーのコンビによる「モノづくり断面図鑑―ドーナツから宇宙ロケットまで」を読んだ。

f:id:amabiee:20190612223904j:plain

この二人はこれまでとにかく色々なものを輪切りにしており、どれも素晴らしいのだが、この本では様々なものの製造工程を輪切りにして説明している。

牛乳、つり橋、ボーイング777から恐竜の骨格なんてものまである。

f:id:amabiee:20190612223711j:plain

二人の作品の中でもこの本はたくさんのものを詰め込んでいて長く楽しめそうだ。

もちろん一つ一つの出来栄えも良い。相変わらずやりすぎといってよいほどだ。
ん?ウォーリーはどこだ?

f:id:amabiee:20190612224607j:plain

ちなみに中でも息子のお気に入りは、そうです、「ミイラ」です。

「金持ちの人しか、ミイラになることはできませんでした。」って図鑑のくせに夢がない。まあのっけから「鼻から脳をかき出す」とかあるので夢とか関係ないか。

f:id:amabiee:20190612225018j:plain

偕成社のこの手のシリーズでは翻訳も面白くて、事例などを日本人がイメージしやすいものに置き換えてくれているようだ。細かいところまで丁寧で良い本。

大人になった今こそ読むべし。

例にもれず残念ながら絶版ではあるが、図書館にはよく置いてある気がする。僕はブックオフオンラインで入手した。