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「鬼哭街 紫電掌」を読んだ

ニトロプラス虚淵玄さんの「鬼哭街 紫電掌」を読んだ。スニーカー文庫全2巻の上巻にあたります。現在は星海社文庫で合本で出ています。

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鬼哭街 紫電掌 (角川スニーカー文庫)

鬼哭街 紫電掌 (角川スニーカー文庫)

魔法少女まどか☆マギカ」「PSYCHO-PASS サイコパス」「Fate/Zero」で押しも押されぬ脚本家となった虚淵玄さんの小説でニトロプラスのアダルトゲームとしても発売されている。

内容は主人公、孔濤羅(コン・タオロー)による上海を舞台にした復讐劇。まどかマギカサイコパスのようなどんでん返し的展開ではなくどストレートなアクション活劇をお楽しみ下さい。

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登場するキャラクターたちの通り名からしノリノリである。タイトルにもある主人公、人呼んで「紫電掌」。対する5人、「百綜手」「金剛六臂」「羅刹太后」「網絡蟲毒」「鬼眼麗人」。中二病的なカッコよさを恥ずかしげもなく満喫できるのがライトノベルの魅力だ。

のっけから金剛六臂こと樟賈寶との激しいアクションでこれまた惜しげもなくふるまわれる必殺技名の連打。本当にごちそうさまです。

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中国は上海を舞台とする武侠アクションであるのに加えて、この小説、なんとサイバーパンクでもある。サイバーパンク武芸者たちによるサイバネ武術、対サイバー気功術。他にはない世界観と独特の雰囲気が面白い作品です。

下巻の「鬼哭街 鬼眼麗人」に続く。

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