自由に書くのがおれのインターネットだ。

「おれのインターネット」。タイトル通りのブログ。ただし、内容はまったくパンクではありません。

ホラー

「殺戮の<野獣館>」「逆襲の<野獣館>」を読んだ

リチャード・レイモンの「殺戮の<野獣館>」と「逆襲の<野獣館>」を読んだ。早速だがこの「殺戮の<野獣館>」はとても面白い。「傑作」と言って良い。もしあなたが外連味あふれるエンターテイメントとホラーをお好きならば、何はともあれ今すぐ手に取り…

マンガゲームブック「鏡のなかへ」を遊んだ

おいしいたにしさんのマンガゲームブック「鏡のなかへ」を遊んだ。中身に入る前にですが、まず表紙が魅力的です。主人公マリーのすっと迫ってくるような瞳が印象的でゲームの雰囲気にも大変あっていると思う。ストーリーを進めていくとこの表紙の意味もだん…

「震える血」「喘ぐ血」「囁く血」を読んだ

祥伝社文庫から出ていたエロティック・ホラー(アンソロジー)「震える血」「喘ぐ血」「囁く血」を読んだ。ジェフ・ゲルブを編者としたアメリカのホラー・アンソロジー「Hot Blood」「Hotter Blood」「Hottest Blood」から選りすぐられた短編集である。「エ…

「ライヴ・ガールズ」を読んだ

LIVE GIRLS文字は赤い閃光を放っており、GIRLSのIはチカチカと明滅し、かすかにジージーと音を発している。ネオンサインは他の店と比べると小さかった――幅は五フィートたらず、高さは六フィートくらいだろう。店先は真っ暗だった。他にネオンはなく、明かり…

「恐竜クライシス」を読んだ

ハリー・アダム・ナイトの「恐竜クライシス」を読んだ。イギリスの田舎町に恐竜があらわれ人々を襲いはじめる、という恐竜パニック小説です。恐竜パニックと言えばマイケル・クライトンの「ジュラシック・パーク」を誰もが思い出すところですが、訳者である…

「モンスター大図鑑」を読んだ

ネコ・パブリッシングさんから出版されているジョン・ランディスによる「モンスター大図鑑 SF、ファンタジー、ホラー映画の愛すべき怪物たち」を読んだ。おすすめの一冊です。モンスター大図鑑 (ネコ・パブリッシングのビジュアルガイドブック)作者:ジョン・…

「ホラー映画の魅力 ファンダメンタル・ホラー宣言」を読んだ

小中千昭さんの「ホラー映画の魅力 ファンダメンタル・ホラー宣言」を読んだ。小中千昭さん自身の手によるカバーが既にして怖すぎる。不穏だ。前に紹介した「ホラー小説大全」のまえがきにおいて「つまり、ホラー小説とは、いかにして読者を怖がらせるかに腐…

「ホラー小説大全〔増補版〕」「カッティング・エッジ」を読んだ

風間賢二さんの「ホラー小説大全〔増補版〕」を読んだ。角川ホラー文庫で出版されたもの。角川選書から出版されたものに第三、四部(「スティーブンキングの影の下に」「サイコとエロ・グロ・スプラッタ」)を増補したもので、現在は双葉文庫から再販されて…